ポケモンカードGB【レビュー】

アイキャッチでもある上記画像はポケットモンスターオフィシャルサイトより｜任天堂

（これ以外のこの記事の画像は全てSwitchでのプレイ中画像などです）

管理人はSwitch版をプレイしましたが、ゲームボーイカラー（全GB共通）版もあります。

ポケモンカードGBの概要

ジャンル	トレーディングカードゲーム
対応機種	ゲームボーイカラー（全GB共通） Nintendo Switch
発売元	任天堂
開発元	ハドソン
発売日	【ゲームボーイカラー（全GB共通）】1998年12月18日
定価	【ゲームボーイカラー（全GB共通）】3,500円(税別)
配信	【Switch】2023年8月8日にNintendo Switch Onlineにて配信 （【3DS】2014年12月24日から配信されていましたが、2023年3月28日に終了）
プレイ人数	1~2人（Switch版はフレンドとのオンライン対戦とカードポン！が可能）
レーティング	CERO:A（全年齢対象）
公式サイト	ポケモンカードGB
権利表記	© 1998 Nintendo / Creatures inc. / GAME FREAK inc. 協力：メディアファクトリー

ポケモンカードGBとは？（あらすじ）

伝説のカードに憧れを抱いた主人公が、
伝説のポケモンカードをゲットするためにカードゲームを始める。

伝説のカードを手に入れるためには8つのメダルを集めた後、
グランドマスターと呼ばれるカードのエキスパート達に勝利しなければならない。

主人公の前に多くの敵が立ちはだかる……。

ポケモンWikiより引用

ゲーム内容について

上記の公式動画は短くてわかりづらいかもしれませんが、トレーディングカードゲームです。

デジタルのポケモンカードゲームとして発売されたのは、海外用の基本プレイ無料である「Pokémon Trading Card Game Live」などを除くと今作と続編の「ポケモンカードGB2 GR団参上!」ぐらいらしく、現状はデジタルのポケモンカードゲーム自体がかなり珍しいはずです。

ゲーム内容についてですが、このゲームは60枚のデッキを自由に組んで色々なNPCキャラと対戦していくことになります。

最初に3種類のデッキ（ヒトカゲ、ゼニガメ、フシギダネが主軸）のうちどれか1つを選んだ後にチュートリアルで細かくポケモンカードゲームのやり方を細かく教えてくれるので、カードゲームに慣れていない人でも大丈夫だと思います。

最初のうちはカードが全然ありませんが、NPCと対戦して勝利するとカードパックがもらえて、毎回2パック（1パック10枚）もらえます。

パックの種類は4つあって種類ごとに中身が違い、NPCによってもらえるパックの種類は決まっていますが、1度は勝ったNPCと対戦しても勝てば何度でもカードパックはもらえます。

ストーリーの進め方は自由で、ほとんどのクラブマスターに対戦条件が存在しますが、基本的には順不同で攻略できます。

そして、全てのクラブマスターを倒して8つのマスターメダルを集めるとグランドマスターと戦えるようになります。

ゲーム全体の難易度について

管理人的に感じたゲーム全体の難易度は【★★☆☆☆(2.0)】です。

このゲームはゲーム内での難易度変更はありません。

カードゲーム慣れしている人は難しくはないと思うのですが、カードゲームに慣れてない人は難しいかもしれません。

ただ、このゲームの場合は基本的に対戦相手のNPCがどういうデッキ（属性）を使ってくるのかわかることが多いので、相手の属性の弱点を突けば勝ちやすいです。

それと、良くも悪くもこのゲームはカードゲームなので、カードの引き運にも左右（敵側も）される上に1番重要だったりします。

デッキ構成ももちろん重要ではあるのですが、仮に1回で勝てなくてもカードの引き運で何回かやればあっさり勝てたりすることもあります。

何度やっても勝てない場合はデッキ構成が悪い、もしくは属性相性が悪い可能性が高いです。

管理人が良かったと思うところ

・BGMが良い
・コンボを考えるのが面白い
・Switch版はミスなどをしてもすぐに巻き戻せる
・NPCが人間ほどではないものの、かなり賢い

BGMが良い

管理人的にはポケモンの音楽は全般的に好きなのですが、このゲームも例に漏れず、対戦時の音楽が全体的に好きです。

コンボを考えるのが面白い

カードゲームの特徴とも言える気がしますが、カードとカードの組み合わせで生まれる相乗効果（コンボ）がうまくハマると本当に気持ちがいいです。

Switch版はミスなどをしてもすぐに巻き戻せる

このゲームでよくやってしまうこととして、エネルギーをつける相手を間違えた場合、基本的にはエネルギーは1ターンに1枚しかつけれないので、かなり大きなミスです。

ですが、Switch版のこのゲームは巻き戻しができるので、エネルギーをつけ間違えや、他の何らかのミスをしても巻き戻して帳消しにできます。

NPCが人間ほどではないものの、かなり賢い

NPCはかなり賢く、基本的には持ってるカードなどを利用して最善の手を打ってきます。

しかも、NPCによっては戦い方の癖がある気がしたので、人間味を感じたりもしました。

管理人が悪かったと思うところ

・デッキに組んでいるカードは崩さないと他のデッキでは使えない（解決策あり）
・ミス以外で巻き戻しを利用すると難易度が下がりすぎてしまう

デッキに組んでいるカードは崩さないと他のデッキでは使えない（解決策あり）

このゲームは1つのデッキに60枚必要となるのですが、デッキは最大4つまで作れます。

ただ、2つ目以降のデッキを作ろうとすると、他のデッキで使っているカードはそのデッキを崩さない限りは使えません。

解決策としてはデッキを記録できるマシンがあるので、それを利用して現在のデッキを記録すればデッキを崩してもすぐ元に戻せるので、それほど問題にはならないと思います。

ミス以外で巻き戻しを利用すると難易度が下がりすぎてしまう

Switch版のこのゲームの特徴として、巻き戻しが簡単にできるので、ずるいことが色々とできてしまいます。

最初の7枚のカードが気に入らなかったら対戦前まで戻ってカードを引き直したり、対戦相手の行動を見てから巻き戻してやり方を変えたり、サイドカードを見て気に入らなかったら他のサイドカードに変更など、色々なずるいことができます。

ただし、コインの表と裏だけはターン毎に決まっているようなので、次のターンにならない限りは何回やり直しても結果は同じです。

オススメできる人とできない人

管理人の総合評価

総合評価は【★★★★☆(4.0)】です。

管理人の感想（まとめ）

感想については、このゲームをプレイするまではNintendo Switch Onlineのファミコン、スーファミ、ゲームボーイのゲームを長時間遊んだことはなかったのですが、懐かしさもあってか普通に楽しみながら遊べました。

まず、ポケモンに限らず、一般的なカードゲームは基本的にはバランスを考えながらデッキを作らないといけないのですが、実はデッキを作る時が1番楽しい気はします。

管理人はデッキを崩したり変更したりするのが面倒だから、どんな敵にも1つのデッキで勝てるようにデッキを作ってました。

ただ、こっちの弱点属性を使ってくる敵に対してはキツかったのでデッキを作り変えたりはしてましたが、何だかんだでデッキ構成を考えるのが楽しかったです。

それと、ポケモンの属性ごとにおおよそ似たような特徴があるので、その特徴を利用したコンボを考えるのも楽しいと思います。

Switchを持っててNintendo Switch Onlineに加入してればプレイできるので、オススメできない人に当てはまらないなら是非プレイしてみてほしいと思います。

以上、神風のヒロでした！

余談

以上、余談でした。