今作は主人公が桐生さん1人に戻った作品で、シリーズファンから不評な理由はわかる上に納期の影響によるボリューム不足は感じるけど、管理人的にストーリーは割と楽しめたよ!
アイキャッチでもある上記画像はPlayStation.Blogより|SONY
(これ以外のこの記事の画像は全てプレイステーション5でのプレイ中画像などです)
管理人はPS4版をプレイしましたが、Steam版、Xbox One版もあります。
管理人のこのゲームのプレイ時間は32時間ぐらいだよ!
- ストーリーなどは管理人的には悪くなかった
- 今作専用のミニゲーム系はそれなりに面白い
- トロコンは龍が如くシリーズナンバリングの中だと最も簡単な上に1周+αで済む
- 龍が如くシリーズナンバリングの中だと全体的なボリュームがかなり少なめ
- フレームレートが30FPSなのが多少だが気になった
- 戦闘が「龍が如く2 極」と同じで全体的に面白くない
「龍が如く6 命の詩。」についての解説や、レビューなどを書いていくよ!
龍が如く6 命の詩。の概要
ジャンル | アクションアドベンチャー |
対応機種 | PlayStation4 Xbox One Steam |
発売元 | セガゲームス |
開発元 | 龍が如くスタジオ |
発売日 | 【PS4】2016年2月8日 【Xbox One】2021年3月25日 【Steam】2021年3月26日 |
定価(消費税10%) | 【PS4】3839円 【Xbox One】2200円 【Steam】2180円 |
プレイ人数 | 1人 |
レーティング | CERO:D(17才以上対象) |
PS Plus | 2022年12月20日にゲームカタログに追加 2023年12月19日にゲームカタログから除外 |
GAME PASS | 記事公開日時点ではプレイ可能 |
公式サイト | 龍が如く6 命の詩。 |
権利表記 | ©SEGA |
パッケージ版はもちろんですが、ダウンロード版もセールをやっているタイミングだと値段が全然違います。
色々なショッピングサイトやダウンロードサイトなどの値段を比較して、少しでもお得に買いたいところです。
龍が如く6 命の詩。とは?(あらすじ)
2012年冬、日本最大規模のライブ会場でアイドル・澤村遥が衝撃的な引退宣言をした夜。
時を同じくして桐生一馬は、日本五大都市をも巻き込んだ一大抗争に終止符を打った。
戦いの末、自らの平穏な暮らしのために、再び獄中で身を洗う決意をした桐生。
一方、沖縄の養護施設“アサガオ”で子供たちと暮らす遥の下には、一度芸能界に身を置いた者の宿命か、心無い誹謗中傷が集中し、遥のみならずアサガオの子供たちへも影響が及んでいく。
自身の不甲斐なさを嘆いた遥は、ある夜、独りこつ然と姿を消すのだった。
そして、2016年。
刑期を終えた桐生は、アサガオで遥が失踪した事実を知る。
遥の行方を探るため、再び欲望渦巻く街・神室町へと向かう桐生。
そんな時、遥が神室町で交通事故に遭い、意識不明の重体だという信じがたい報せが入る。
病院へ駆けつけた桐生は、集中治療室で眠り続ける遥の姿を目の当たりにする。
そして、絶望する桐生へ更なる衝撃的な事実が告げられた。
遥が身を挺して護った新たな命があるという。
名は「さわむら はると」。
失踪中に遥は、新しい命を授かっていたのだ。
父親は誰なのか。
なぜ遥は神室町にいたのか。
そんな中、遥が失踪中に広島に滞在していた事実が判明する。
広島東部の古い街、尾道仁涯町。
東の東城会、西の近江連合、そのどちらにも属さない名門「陽銘連合会」が支配する地域。
唯一の手がかりを求め桐生は、彼の地へ足を踏み入れる。
東城会元四代目会長である桐生がこの地へ降り立つこと、それは裏社会最大のタブーであった――。
SEGA公式サイトより引用
ゲーム内容について
上記の公式動画でこのゲームについては大体わかると思いますが、ジャンルはアクションアドベンチャーゲームです。
このゲームは龍が如くシリーズナンバリングとしては第七作目(「龍が如く0 誓いの場所」が第六作目)で、PS4で2016年2月8日に発売されました。
時系列的には「龍が如く5 夢、叶えし者」の続きとなってます。
今作に関しては現状だとリメイクやリマスターはないみたいだね。
前作の「龍が如く5 夢、叶えし者」とは違って、今作は桐生さん1人だけの主人公となっています。
それと今作のゲームエンジン(コンピュータゲームを作るためのソフトウェア?)はドラゴンエンジンというものを使って作られているようで、発売日的には後の「龍が如く 極2」でも同じです。
今作は時系列的には「龍が如く 極2」よりかなり後の話なので先にプレイしている人が大半だと思いますが、「龍が如く 極2」をプレイしているなら今作のシステムは大体は同じ感じとなっているのでプレイしやすいと思います。
今作の注意点として、強制オートセーブ(オフにできない)があります。
ロードしたセーブデータ(最初から始めたセーブデータ)は割と細かくオートセーブされるようなので、長期戦になりそうなタイミングからはセーブデータは最低でも2つ以上に分けた方がいいと思います。
特に裏ボス戦は戦闘開始時にデータが上書きされますし、裏ボスは難易度EASYでも弱くはないのでセーブデータが1つだけだと、裏ボスを撃破するまでフィールドに戻れないので最悪な場合は詰みます。
それと今作はストーリーの途中でも難易度が変更可能で、トロコンには難易度LEGENDでストーリークリアをする必要がありますが、ストーリークリア後にはクリア前のセーブデータでも難易度LEGENDに変更可能なので、トロコンは1周+αで済みます。
ですが、今作は強制オートセーブがあるので、セーブデータを分けていなかった場合はクリア後に強制的にクリアデータにされてしまうようなので注意しましょう。
ゲーム全体の難易度について
管理人的に感じたゲーム全体の難易度は【★
☆☆☆(1.5)】ですが、これはゲーム内難易度で1番簡単なEASYの場合です。今作はカジノや賭場がなくてお金を一度で大きく稼ぐ方法はないものの、数万~20万ぐらいなら堅実に稼ぐ方法があるのでそれなりの回復アイテムなら買いやすいですし、今作は消費アイテムごとに10個まで持てるのが大半なので、メチャクチャな数の回復アイテムが持てます。
EASYなら長期戦やボスなども回復アイテムをある程度持ち込めば、さほど難しくはないと思うので回復アイテムさえ切らさなければそれほど難しくないです。
今作の主人公の強化については「龍が如く 極2」と同じで、5種類の経験値があるんだけど、その5種類の経験値を使って攻撃力や体力や防御力を強化したりや新しい技を覚えていくシステムになってるよ!
トロコン難易度について
管理人的なトロコンの難易度は【★★☆☆☆(2.0)】です。
今作は現状の龍が如くシリーズナンバリングの中だとトロコンが最も簡単です。
時限トロフィーはないので、ストーリークリア目前でセーブデータを2つ以上にわけさえすれば、好きなようにプレイしていいと思います。
管理人はトロコンするのに32時間ほどかかりましたが、ストーリークリアにかかった時間は10時間ほどでした。
今作はフルボイス化されているので全部まともに聞いてるともう少しかかりそうな気はしますが、管理人は飛ばしたりもしていたので、比較的短めな時間でトロコンできたと思います。
そして、トロフィーの中で難しめなのは「君こそREGEND」や「亜門撃破」あたりで多少難しいかもしれませんが、2周する必要がないですし、回復アイテムを大量に持ったりや桐生さんの能力を強化すればそこまで難しくないと思います。
トロコンまでのオススメの流れ
トロコンまでのオススメの流れを含めて下記リンク先のトロフィーの取得方法を参考にしながら、トロフィー取得を目指すとトロコン出来ると思います。
トロフィーの取り方や順番などについては「VoyagerGamer」様より
管理人が良かったと思うところ
ストーリーなどは管理人的には悪くなかった
今作はシリーズファンからは不評みたいですが、管理人的には悪くなかったと思います。
確かにこれまでの龍が如くナンバリングシリーズをプレイしている人に不評な理由もわかりますし、シリーズを通して考察すると矛盾点はかなりありますが、龍が如くシリーズナンバリングも6まで出てるので、全く違和感が無いストーリーを作るのは相当難しいとは思います。
ですが、管理人みたいにプレイ時は考察しないで目先のストーリーを追っかけれるタイプの人は、そこまで違和感なく楽しめるんじゃないかなとは感じました。
特に、広島絡みのストーリーやキャラクターなどは全般的に良く感じましたし、桐生さんの相棒とも言える伊達さんは、今作ではかなり活躍した上にラストの桐生さんとの信頼関係の描写はすごく良かったです。
ただ、管理人的に、「ラスボスはあの人でいい感じのストーリーだったら万人が納得できそう」と思える展開になってほしかったのはあったみたいだね。
今作専用のミニゲーム系はそれなりに面白い
今作は龍が如くシリーズとしてミニゲーム系はかなり少なめですが、今作専用のミニゲーム系はそれなりに面白いのがありました。
まず、龍が如くシリーズのミニゲーム系全般の前提として、各種ミニゲームは特化したゲームの劣化版が大半です。
草野球や素潜り漁なども特化したゲームの劣化版ではあるものの、オマケのミニゲームとしては十分楽しめるとは思います。
っというか、オマケのミニゲームで特化したゲームより面白かったらそれはそれで問題だよね……。
トロコンは龍が如くシリーズナンバリングの中だと最も簡単な上に1周+αで済む
現状の龍が如くシリーズナンバリングの中ではかなりトロコンが楽です。
トロコンが楽な理由としては、今作までのシリーズと違って2周する必要がない(「龍が如く4 伝説を継ぐもの」に関しては3周必須)のと、達成目録というゲームやり込みのコンプリート要素を100%にする必要がない(達成目録100%は「龍が如く4 伝説を継ぐもの」ではなし?)のが大きな理由です。
管理人は何気に龍が如くシリーズのトロコンは初めてな気がしますし、32時間ほどでトロコンできています。
トロコンまでに作業感を感じるトロフィーはごく一部しかなかったですし、そのごく一部も1~2時間ほどで終わってます。
今作のトロコンはボリューム不足もあってか逆に簡単すぎる気がしたんだけど、他のシリーズも今作ぐらいの感じが良い気はするね!
管理人が悪かったと思うところ
龍が如くシリーズナンバリングの中だと全体的なボリュームがかなり少なめ
今作はトロコンが最も簡単なこともあって、それまで全体的にボリュームが少ないと感じた「龍が如く 極」よりもボリュームが少なく、外伝の「龍が如く7外伝 名を消した男」の次ぐらいにボリュームは少ないと思います。
ストーリーも早くやれば10時間前後ぐらいで終わっちゃいます。
ミニゲーム系もそれまでの作品には必ずあったと思われる、賭博系、カジノ系、将棋、UFOキャッチャー、闘技場などがないです。
それとシリーズの大半であったと思われる、ボウリング、ビリヤード、ゴルフ、釣り、究極闘技などもないです。
今作は龍が如くシリーズとしてはミニゲーム系が1番少ないかも?
フレームレートが30FPSなのが少し気になった
今作は「龍が如く 極2」以外のPS4版の龍が如くシリーズナンバリングでは60FPSでヌルヌルだったのに対して、今作は30FPSです。
最初のうちは違和感が多少ありましたが、PS4版の「龍が如く 極2」をプレイ済みだったので、その時のプレイ時よりは気にはなりませんでしたね。
PS4版の「龍が如く 極2」をプレイ済みなら、さほど違和感なく今作をプレイできるとは思うよ。
今作のSteam版についてはネットで調べてもちゃんとした情報が出てこなかったので、フレームレートがどうなのかはわかりませんが、スペックさえあればPS4版より悪いということはなさそうです。
戦闘が「龍が如く2 極」と同じで全体的に面白くない
「龍が如く 極2」でもほとんど同じだったと思うのですが、投げなどで敵が壁に当たるとすっぽ抜けてしまって敵にダメージが入らない上に隙ができますし、敵にガードされると硬直して隙が生じるのでガードされると戦闘に爽快感がないです。
更に、「龍が如く 極2」とは違って今作はアイテムとして持てる武器がなく、バトル中に落ちているものしか使えないので、武器を持ち込んでヒートアクションでゴリ押すこともできません。
今作はフルボイス化の収録などのせいで納期の影響を強く受けたようで、戦闘面の調整不足などがあるみたいだね……。
オススメできる人とできない人
日本で有名なヤクザゲームは龍が如くシリーズぐらいしかないと思うので、日本のヤクザゲームがやりたいならオススメできるし、やりたくないならオススメできないかな。
ただ、「龍が如く5 夢、叶えし者」までをプレイして、ストーリーの続きが気になるならプレイしていいと思うよ!
管理人の総合評価
総合評価は【★★★
☆(3.5)】です。今作は「龍が如く5 夢、叶えし者」のストーリークリア後にすぐ始めたし、トロコンは龍が如くシリーズナンバリングの中だと現状は最も楽なので、トロコンまで楽しみながらプレイできたよ!
管理人のゲームに対する色々な感想
ゲームに対する色々な感想についてですが、今作のストーリーについては管理人が良かったと思うところでも書きましたし、戦闘面に関しても管理人が悪かったと思うところでも書いた通りです。
今作は主人公が1人に戻った上に、「龍が如く5 夢、叶えし者」までをプレイしていないとストーリーがほとんどわからないので基本的にはプレイ前提となっているね。
戦闘面も「龍が如く 極2」のシステムとほとんどは同じになっているので、「龍が如く 極2」をプレイしていない場合は違和感があるんじゃないかな。
ミニゲーム系についても、管理人が良かったと思うところでも書きましたが、特に素潜り漁は別ゲー感を感じたので割と楽しめましたね。
ただ、今作はミニゲーム系がかなり少なめなのは残念ではあったかな。
管理人のゲームへの感想(まとめ)
感想のまとめですが、今作は納期の影響のせいか全体的にボリューム不足ではあるものの、管理人的にラスボス以外のストーリーは悪くなかったと思います。
続編のPS5版「龍が如く7 光と闇の行方 インターナショナル」はプレイ済みで記事も書いてます。
最後に、龍が如くシリーズはちょこちょこセールで値引きされていて、今作の値引時はPS版だと2000円以下になることが多いみたいだし、Steam版に関しては1000円未満の時もあるようだよ!
以上、神風のヒロでした!
余談
完全に余談だけど、上記写真のゆるキャラは今作が初登場の小野ミチオくんなんだけど、無駄に人気が出たらしくて今作だけではなく、「JUDGE EYES:死神の遺言」や次回作の「龍が如く7 光と闇の行方」などでも登場してるんだよね。
ちなみに上記写真の真ん中は桐生さんで、衣装で変装してるんだけど、左の本物の頭の大きさが良かったな……。
以上、余談でした。
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