これまではずっとアクションアドベンチャーだったジャンルが今作ではRPGに変わったし、「龍が如く6 命の詩。」までずっと主人公であった桐生さんに代わって春日さんが主人公に!
世界観以外は色々と変わったと思うけど、ストーリー含めて全体的に高水準だと感じたよ!
アイキャッチでもある上記画像はPlayStation.Blogより|SONY
(これ以外のこの記事の画像は全てプレイステーション5でのプレイ中画像などです)
管理人はPS5版をプレイしましたが、PS4版(龍が如く7 光と闇の行方)、Steam版、Xbox One版などもあります。
上記画像は何故かプレイ時間が42時間になっているけど、ゲーム内のプレイ時間は58時間ぐらいになっているよ!
- ストーリーは「龍が如く0 誓いの場所」の次に好き
- 主人公はもちろんのこと、仲間キャラなども魅力ある人物が多い
- アクションからRPGになってマンネリ化は解消された
- 通常版は定価でも1980円(税込)と破格
- 消耗品以外の追加ダウンロードコンテンツは全て収録してほしかった
「龍が如く7 光と闇の行方 インターナショナル」についての解説や、レビューなどを書いていくよ!
龍が如く7 光と闇の行方 インターナショナルの概要
ジャンル | RPG |
対応機種 | PlayStation4(龍が如く7 光と闇の行方) Xbox One/Xbox Series X|S/Win10 Steam PlayStation5 |
発売元 | セガゲームス |
開発元 | セガゲームス(龍が如くスタジオ) |
発売日 | 【PS4】2020年1月16日 【Xbox One】2021年2月25日 【Steam】2021年2月26日 【PS5】2021年3月2日 |
定価(消費税10%) | (Steam版以外は2023年12月26日に大幅値下げ) 【PS4版】1430円 PS5版/Xbox One/Xbox Series X|S/Win10 【通常版】1980円 【ヒーローエディション】2200円 【レジェンダリーヒーローエディション】2970円 Steam版 【通常版】6589円 【ヒーローエディション】7689円 【レジェンダリーヒーローエディション】9889円 |
プレイ人数 | 1人 |
レーティング | CERO:D(17才以上対象) |
PS Plus | 2022年12月20日にゲームカタログに追加 2023年12月19日にゲームカタログから除外(PS4版も) 2022年8月2日から2022年9月5日まで毎月のフリープレイでも配信されていました。 |
GAME PASS | 記事公開日時点ではプレイ可能 |
公式サイト | 龍が如く7 光と闇の行方 インターナショナル |
権利表記 | ©SEGA |
パッケージ版はもちろんですが、ダウンロード版もセールをやっているタイミングだと値段が全然違います。
色々なショッピングサイトやダウンロードサイトなどの値段を比較して、少しでもお得に買いたいところです。
龍が如く7 光と闇の行方 インターナショナルとは?(あらすじ)
2001年1月1日。
東城会の三次団体「荒川組」に所属する極道、春日一番は、組長・荒川真澄から若頭・沢城丈の犯した罪を被るよう頼み込まれ、出頭を決意。
愛する組のため、尊敬する親父のため……
春日は18年にも及ぶ厳しい刑務所生活を送り、2019年、ついに出所する。
だが、出所をした春日を出迎えてくれる者は、誰一人いなかった。
一人寂しく、故郷である神室町へと戻る春日。
だがそこは、春日の知っているかつての神室町ではなかった。
「神室町3K作戦」という警察の施策により、東城会は崩壊。
現在の神室町は、警察と関西の極道組織・近江連合に完全支配されていた。
そして、そんな状況を作り出した張本人が、荒川真澄なのだという。
「親っさんがそんなことするわけねぇ!」
真意を直接確かめるべく、春日は荒川真澄の元へと向かう。
近江連合組員や、かつての兄貴分・沢城の妨害を撥ね退け、なんとか荒川真澄の元へとたどり着く春日。
「親っさん!」
実の親のように慕う、憧れの極道である「親父」との、18年ぶりの再会――。
だがそこで待っていたのは、再会を喜ぶ笑顔ではなく、冷酷な銃口だった。
「すまねぇなぁイチ…… 死んでくれ」
鳴り響く銃声。薄れゆく視界――。
「うぅ‥‥!」
生死の淵をさまよいながらも、なんとか意識を取り戻した春日。
だが目覚めた場所は、段ボールハウスが並ぶホームレス街の、汚いゴミ捨て場だった
「……ここはどこだ?」春日の問いに一人のホームレスが答える。
「イジンチョウ。……伊勢佐木異人町。ここは横浜だ。知ってるだろ?横浜」
SEGA公式サイトより引用
ゲーム内容について
上記の公式動画でこのゲームについては大体わかると思いますが、ジャンルはRPGです。
今作は2020年1月16日にPS4版で発売された、龍が如くシリーズナンバリングとしては第八作目の「龍が如く7 光と闇の行方」を海外向けの仕様にして販売した『Yakuza: Like a Dragon』を日本のPS5/XSX/One/Win向けに逆輸入した作品らしいです。
時系列的には「龍が如く6 命の詩。」の続きではありますが、今作は「龍が如く6 命の詩。」までの主人公だった桐生さんではなくて春日さんに代わっています。
そして、その春日さんが2001年から2019年までの服役が今作のゲーム序盤の展開としてあります。
「龍が如く6 命の詩。」までの主人公である桐生さんは「龍が如く 極」のゲーム序盤に1995年から服役して、2005年に出所後から2016年までの間が「龍が如く 極」から「龍が如く6 命の詩。」までの活躍のストーリーとなります。
なので2005年に桐生さんが出所する前から春日さんはずっと服役中なので、桐生さんとは面識が全くない状態です。
龍が如くシリーズナンバリングのストーリーはシリーズを通してプレイしてないと複雑すぎてストーリーがわかりづらいんだよね……。
でも、今作に関しては主人公が春日さんに変わっているし、「龍が如く6 命の詩。」までの龍が如くシリーズナンバリングには春日さんは関係していないようなので、過去作を知らなくても春日さんと同じ視点でプレイできると思うよ!
今作のゲーム的な特徴として、「龍が如く6 命の詩。」まではゲームジャンルがずっとアクションアドベンチャーでしたが、今作はRPGに変わっています。
それと戦闘時のスキルの演出やボス以外の雑魚キャラとかはかなりバカゲーっぽい感じになっていて、笑えるものが多いです。
後は今作はドラゴンクエスト(以下ドラクエ)をオマージュされているようで、ドラクエをプレイしたことがある人ならニヤリとしちゃうようなことがありますし、ハローワークで転職のシステムもあります。
それと今作はミニゲーム系も多めな上に今作専用のものも当然あり、更にパチスロの実機収録がされています。
パチスロは本編への引き継ぎを気にしないのであれば、ゲームを進めなくても最初からミニゲームとして遊ぶことができるので、ただのパチスロのゲームとして遊ぶこともできますね。
龍が如く7 光と闇の行方のプレイスポットなどについてはこちらから
ゲーム全体の難易度について
管理人的に感じたゲーム全体の難易度は【★★★☆☆(3.0)】ですが、今作は1周目だとゲーム内難易度の変更はできません。
難易度がない上にレベル上げなどをせずにストーリーを進めていたら、ほぼ間違いなくつまづくところがあると思うので難しめだと思いますが、装備やキャラクターの強化さえしっかりすればストーリークリアまでそこまでは難しくないと思います。
今作はRPGになったのもあり、回復アイテムさえあればどうにかなるというわけではなく、装備やキャラクターの強化が重要です。
それと、最初のうちはまともにお金を稼ぐ手段がないので、今作のお手軽なお金稼ぎの手段となる会社経営ができるようになるまではさっさとストーリーを進めた方が無難です。
会社経営ができるようになった後はお金稼ぎに困らなくはなるのですが、今作は何かとお金が必要になる場面が多いので、普段からある程度以上持っておいた方がいいです。
今作のキャラクターの強化については経験値を入手してのレベル上げと装備変更が基本なんだけど、キャラクターのレベルとは別にジョブのレベルもあるよ。
割とシステムは複雑なんだけど、ジョブレベルはジョブごとに設定されていて、ジョブレベルが今のジョブより低い別なジョブに転職すると基本的には弱くなる上に武器はジョブごとに種類が違うので、ストーリークリアぐらいまでは1つのジョブに絞ったほうがいいかもしれないね。
注意点として、主人公である春日さんが死ぬと他のメンバー全員が生きてても問答無用でゲームオーバー(全滅扱い)になるのもこのゲームが割と難しい点の1つとなっていて、春日さんはできるだけ防御力を上げた方がいいです。
ただ、春日さんは使うと自分が1度だけ自動復活できるスキルをあるジョブで覚えれるので、これを覚えると春日さんが死んでゲームオーバーになる確率は下がります。
後はエリアによって雑魚でも格上の敵が出現することもあり、全滅すると所持金が半分になってしまう(コンビニでATMにお金を預けると被害が抑えられる)ので注意が必要です。
ちなみに今作はトロコンしたかったのですが、PS4版だとプラチナトロフィー取得に影響がない、「貴方に遊んで貰えてよかった」のトロフィーがPS5版だとトロコンに必要で、これは完全に長時間のレベル上げ作業となってしまうので、これ以外のトロフィーは取得してトロコンを諦めました。
長時間のレベル上げの作業が苦にならないなら、今作のトロコンは簡単な方だと思います。
1~2時間ぐらいの作業プレイなら管理人は大して気にならないようだけど、数十時間の作業はさすがにキツいと感じたみたいだね……。
管理人が良かったと思うところ
ストーリーは「龍が如く0 誓いの場所」の次に好き
今作は龍が如くシリーズナンバリングで最高傑作と言われている、「龍が如く0 誓いの場所」の次にストーリーは好きです。
「龍が如く6 命の詩。」までは桐生さんが主人公でしたが、今作は主人公が春日さんに変わっているのもあってか、過去作の設定などは今までのシリーズと比べるとストーリーへの影響が小さく、全体的にわかりやすかったです。
ただ、過去作でのキャラは結構出てきて、桐生さん、真島さん、冴島さん、堂島大吾さん、渡瀬勝さんなどが出てきて、ストーリーにも絡んできます。
「龍が如く6 命の詩。」までをプレイした方は過去作のキャラが出てくる時は特に楽しめるでしょうし、今作から始めた人でも問題ない感じで作られてると思います。
特に前作までの主人公である桐生さんのストーリーへの絡み方として、割と重要キャラではあるんだけど、目立ちすぎず目立たなさすぎずで適度な距離は保つことはできていると思うよ。
主人公はもちろんのこと、仲間キャラなども魅力ある人物が多い
龍が如くシリーズは魅力ある人が毎度のように出てきます。
今作の主人公である春日さんについては根っこの部分は前作までの主人公である桐生さんと似ている感じがしますが、表面的な部分はかなり違って桐生さんより地頭がいい印象を受けましたし、パーティが当たり前なRPGということもあってか仲間をよく頼りにしてる感じもします。
それであって春日さんは愛されるバカっていうのが似合う好漢といった感じなので、ストーリーがより良い感じになったんじゃないかと思います。
仲間キャラについてはですが、今作は一緒に行動してプレイスポットや飲食店で食事をすると絆が深まります。
仲間キャラごとに絆が深まる度に各キャラの生い立ちや何を考えているかなどがわかる描写がされていくので、より仲間キャラに感情移入しやすかったです。
管理人は「龍が如く6 命の詩。」でも出てくるハン・ジュンギさんが好きみたいなんだけど、今作をプレイした時点では「龍が如く6 命の詩。」をプレイしていなかったので、ハン・ジュンギさんが出てきた時は別に問題がなかったようなんだ。
だけど、今作より先に「龍が如く6 命の詩。」をクリアまでプレイしてる人が今作をプレイすると、ハン・ジュンギさんが出てきた時は間違いなく「え?!」ってなるキャラみたいだね。
アクションからRPGになってマンネリ化は解消された
今作は龍が如くシリーズで外伝を含めても初めてのRPGですが、管理人的にはアリだと思いました。
前提として、管理人はRPGよりアクションの方が好きなので、1番プレイしてるゲームジャンルはアクションです。
その上で龍が如くシリーズで1番好きなアクションは「龍が如く0 誓いの場所」でしたが、「龍が如く 極2」や「龍が如く6 命の詩。」のアクションに関してはどちらかというと嫌いでしたからね。
正直、管理人が龍が如くシリーズで1番に求めているのはストーリー性なので、ゲームジャンル的には何でも良かったっていうのもあるかもしれません。
ただ、RPGになったことに加えて難易度設定が1周目だとできないので、プレイスキルによってゴリ押すこともできない上にレベルをある程度以上にしないと詰まりやすい場面もあるので、前作までよりストーリーの攻略に時間がかかりやすくはなっているんじゃないかな。
通常版は定価でも1980円(税込)と破格
現状はSteam版以外は2023年12月26日に大幅値下げがされ、通常版が1980円、ヒーローエディションが2200円、レジェンダリーヒーローエディションが2970円になった(PS4版は通常版だけあって1430円)ので、レジェンダリーヒーローバージョンでもかなり安くなりました。
龍が如くシリーズは全体的に値段が安くなってきるんだよね。
それでも現状だと1番安いのでも税込だと2000円は超えてるし、本作のボリュームはシリーズの中では多めな方だと思うから、楽しめさえすれば値段以上の価値はあると思うよ!
管理人が悪かったと思うところ
消耗品以外の追加ダウンロードコンテンツは全て収録してほしかった
今作は管理人的にはPS4版の「龍が如く7 光と闇の行方」を後でPS5版用にして、発売したみたいなイメージがあるので、追加ダウンロードコンテンツは全て収録してほしかったとこです。
一部追加ダウンロードコンテンツは収録されていますが、それ(スーパー・ファイナルミレニアムタワー)のせいで今作のトロコンは無駄に時間がかかりそうなレベル上げ作業が必要になって管理人はトロコンを断念しましたし、それならいっそ追加ダウンロードコンテンツは一切いれないでほしかったです。
追加ダウンロードコンテンツが他にも収録されているヒーローエディションやレジェンダリーヒーローエディションも発売されてるよ!
オススメできる人とできない人
日本で有名なヤクザゲームは龍が如くシリーズぐらいしかないと思うので、日本のヤクザゲームがやりたいならオススメできるし、やりたくないならオススメできないかな。
それと今作に関しては龍が如くシリーズナンバリングの全てで主人公として出てた桐生さんが主人公じゃない上にゲームジャンルも変わっているから、過去作を全く知らなくてもオススメできるよ!
管理人の総合評価
総合評価は【★★★★
(4.5)】です。管理人のゲームに対する色々な感想
ゲームに対する色々な感想についてですが、今作のストーリーについては管理人が良かったと思うところでも書いた通りですが、「龍が如くシリーズって完全なハッピーエンドにはならないよな」と今更ながら感じましたね。
今作は主人公が今までと違うし、ゲームジャンルも変わったから、今作が龍が如くシリーズナンバリングとして初めてな方が逆に楽しめる気もするんだよね。
今作をプレイして、桐生さんがどういう人物か気になったら「龍が如く 極」あたりからプレイするのが1番いいかもしれないね。
そして、今作の戦闘面に関してはRPGになった上に難易度もないので、プレイスキルでのゴリ押しは無理ですが、RPGらしくもあってレベルや装備などを大幅に鍛えればゴリ押しもしやすかったです。
それと今作はサブストーリーの攻略をすると、デリバリーヘルプという戦闘時の助っ人で呼べる人が増えるので、サブストーリーを攻略しておいた方が戦闘時に楽にもなりますし、笑えるものが多かったですね。
今作は世界観以外については色んな意味で別ゲーだと思っていいんじゃないかな?
ミニゲーム系については、今作の会社経営がクリア前まではお金稼ぎにも最適で、株価ランキング1位にするメリットも大きいです。
会社経営シミュレーションゲームとしても、ストーリーそっちのけにしてしまうぐらいに楽しめました。
他のミニゲーム系も楽しいものが多く、特にパチスロが好きな人で今作の収録機種の中に好きなものがあればその為だけに今作をプレイしていいかもしれません。
今作はシリーズ最大ボリュームの「龍が如く5 夢、叶えし者」に比べちゃうと全体的なボリュームは少ない気がするけど、それでも充分遊べるし、会社経営は色んな意味でオススメできるね!
管理人のゲームへの感想(まとめ)
感想のまとめですが、今作は全体的に「龍が如く5 夢、叶えし者」の次ぐらいにボリュームがありそうな上にストーリーもかなり楽しめました。
そして、「龍が如く6 命の詩。」の結末後の桐生さんが今作の春日さんと出会うまでの間を描いた、桐生さんの単独主人公最終作である「龍が如く7外伝 名を消した男」のレビューも書きました!
最後に、龍が如くシリーズはダウンロード版がちょこちょこセールで値引きされているし、Steam版以外は2023年12月26日に大幅値下げされたから、普段からでも買いやすいね!
以上、神風のヒロでした!
余談
完全に余談だけど、上記画像はあるキャラのスキルなんです……えぇスキルですとも……。
しかもこのゲーム最強クラスのスキルなんだよね……。
以上、余談でした。
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