このゲームはアクションがメインと勘違いされやすそうな気はするけど、テキストがメインのゲーム性で、管理人は画風とストーリーがハマったし、アクションも楽しめたよ!
アイキャッチでもある上記画像は4Gamer.net様より|Gratesca(X)
(これ以外のこの記事の画像は全てSteamでのプレイ中画像などです)
管理人のこのゲームのプレイ時間は38時間ぐらいだよ!
- ストーリーは光と闇をテーマとして描かれていて、かなり良かった
- アクション部分も割と楽しめた
- サブキャラがかなり多いが、大体は掘り下げられてるし活躍もしている
- 翻訳を相当頑張っている
- 中国語音声しかないのと一部のシーンぐらいしか音声がない
- テキストアドベンチャー部分と比べてしまうとアクション部分のボリュームはかなり少ない
- 全実績解除後はやることがない
「夢灯華 Noctuary」についての解説や、レビューなどを書いていくよ!
夢灯華 Noctuaryの概要
ジャンル | アクションアドベンチャー |
対応機種 | Steam |
発売元&開発元 | Gratesca |
発売日 | 【Steam】2023年11月28日 |
定価(消費税10%) | 【Steam】3400円 |
プレイ人数 | 1人 |
対応言語 | 日本語、英語、中国語(簡体字と繁体字) |
対応音声 | 中国語のみ |
レーティング | PCゲームなのでなし |
公式サイト | 夢灯華 Noctuary(Steam) |
権利表記 | ? |
夢灯華 Noctuaryとは?(あらすじ)
ゲーム内容について
上記の公式動画でこのゲームについては大体わかると思いますが、ジャンルはテキストアドベンチャーらしいです。
メインはテキストを読み進めていくことになりますが、テキスト8割でアクション2割ぐらい?ですかね。
後はテキストでの選択肢が一応あるにはありますが、エンディング分岐以外の選択肢はないに等しいです。
全実績解除までプレイした管理人としては、テキストアドベンチャーのオマケで面白いアクションもあるといった印象を受けたみたいだね。
アクションの内容などについては、下記リンク先の公式サイト(Steam)で「このゲームについて」のところを見てください。
ゲーム全体の難易度について
管理人的に感じたゲーム全体の難易度は【★★★
ただ、このゲームはアクションがメインのゲームではなく、テキストを読むのがメイン(テキスト8割でアクション2割?ぐらい)です。
当然テキストを読んでいく部分はゲーム全体の難易度には含まないんだけど、ある意味では膨大なテキスト量に耐えれるかがゲーム全体の難易度に含まれるかもしれないね(笑)
難易度をストーリーモード(NORMAL扱い)にすると体力の最大値上昇と攻撃力上昇がオンになるので、これだけでゲーム全体の難易度は【★★☆☆☆(2.0)】ぐらいまで下がると思いますし、ストーリーモードはそれなりにアクションも楽しめると思います。
それと設定の補助の項目で「自動救助」をオンにすると死んでもすぐ復活できるので不死身になれます。
これを利用すればゲーム全体の難易度は【★☆☆☆☆(1.0)】ぐらいになると思うので、ストーリーモードでも難しく感じた人は「自動救助」をオンにすればいいと思います。
管理人はクリアまで1番難しいアクションモードでプレイしました。
最初の方はアクションモードでも簡単でしたが、進めるごとに段々難しくなっていき、後半はかなり難しくて全滅も結構しました。
そこで、戦闘を楽にするために祝福(パッシブスキル)というのがあって、祝福は基準内なら自由に付け替えることができる上に基準内だと複数個つけることもできますが、強めの祝福ほど複数個つけづらくなります。
これらの組み合わせを変えることによって難しい戦闘をクリアしていきました。
祝福の効果は有用なものが多くて、回避のクールダウン50%短縮がかなり使いやすいね!
他にも片方の主人公がやられた時は、普通なら倒れていない方の主人公が倒れた主人公の近くに一定時間いないと復活できないんだけど、とある祝福は離れていても復活できるようになるよ!
全実績解除の難易度について
管理人的な全実績解除のの難易度は【★☆☆☆☆(1.0】で、設定の補助の項目で「自動救助」をオンにすると死んでもすぐ復活できるのでそれを利用すればかなり簡単ですし、実績解除の為に1番難しいアクションモードをやる必要は一切ありません。
ただ、敵に見つかってはいけないステージが1つあり、そこは「自動救助」をオンにしても見つかった時点で初期位置に戻されるので、何度かやってればクリアできるとは思いますが、少しだけ難しいかもしれません。
それと全実績解除の為には全てのエンディングを見る必要があり、特定の戦闘時に全滅する必要がある実績もあるので注意が必要です。
時限の実績はかなり多いのですが、エンディング後のセーブデータを選べば自由にやれるようになり、時限の実績はなくなります。
エンディング後はプレイ条件を満たしているストーリーやサブクエストは自由に選べるようになり、更にプレイ済みの戦闘も自由に選べるので、エンディングまで好きなようにプレイしても問題はありません。
管理人は全実績解除するのに38時間ほどかかりました。
テキストを読むのに30時間以上はかかっていますし、1番難しい難易度でプレイしているのでアクションも時間がかかっている方だと思います。
ただ、実績の解除はやり方がわかっていさえいれば難しいものは全くないです。
全実績解除までのオススメの流れ
エンディング後に好きなようにやれるので、メインストーリーだけ進めても問題ないのですが、キャラの掘り下げについてはほとんどサブクエストでされます。
テキストメインのゲームなので、サブクエストを全て読むのはもしかしたらメインストーリーより時間はかかるのですが、管理人的にはサブクエストを全てやりつつメインストーリーを進めていくのがこのゲームを1番楽しめる気はします。
ちなみに条件を満たせば1周目からどのエンディングにでもいけると思うので、好きなように進めて問題ないです。
エンディング後は好きなようにやれるようになりますが、やっていなければ1度だけ訓練と1度だけ全滅(バッドエンド時の全滅も含まれるのかは不明)をすると、その時に解除される実績もあるので、まずこれらの実績を解除します。
その後はサブクエストを全てクリアしていないなら、サブクエストを全て終わらせてから見てないエンディングを全て見れば、全実績解除となると思います。
現時点だとこのゲームの日本語情報はほぼなさそうですし、間違っている可能性もあるので、その場合は指摘をお願いします。
管理人が良かったと思うところ
ストーリーは光と闇をテーマとして描かれていて、かなり良かった
もしかしたら管理人がこのゲームのテーマを勝手に勘違いしているだけかもしれませんが、光と闇について描かれていると感じました。
このゲームはテキスト量が膨大な上にそれを読んでいくのがプレイ時間の大半となるのですが、そもそも管理人はこのゲームを始める前はアクション重視のゲームだと勘違いしていました。
なので、最初のうちは管理人には合わなかったのか、ストーリーがほのぼのしてる感じでテキストを読んでいてもあまり楽しめなくて、ストーリーにハマるまではアクションをやらせてくれという感じでした。
ただ、ストーリーがシリアス展開になりはじめたころからはテキストを読むのが楽しくなっていきました。
そして、後半になると例えて言うなら仮想世界から現実世界みたいな感じの展開になってからはさらにシリアスになって引き込まれていきましたね。
他にも、主人公2人の絆などは思わず目に涙が浮かぶぐらい感動したシーンもありました。
管理人は正直、ストーリーの細かい設定などはあまり理解できていないみたいだけど、主人公たちは何をしていくかの部分はわかりやすかったみたいなので、楽しめたみたいだよ!
アクション部分も割と楽しめた
管理人がアクション重視のゲームと勘違いしてた通りに戦闘アクションは面白くて、難易度アクションモードだと歯ごたえもありました。
敵の攻撃は弾幕ゲーみたいな感じの攻撃もしてきて、ストーリーが進めば進むほど回避の無敵時間を利用しないと避けるのが難しくなってると思います。
それと主人公ごとに3通りのスタイルがあって、スタイルごとに動きが全く違うから強みも違いますし、必殺技みたいのもスタイルごとに違います。
それと主人公の強化はデメリットなしでいくらでもリセットできる(ただし主人公ごとに別なステータスは上げれずに共通)ので、好きなように能力を強化できます。
他にも祝福のシステムも面白かったですね。
ステージによって有効な祝福の組み合わせが変わりやすいので、管理人は色々と試行錯誤するのも楽しかったみたいだね!
サブキャラがかなり多いが、大体は掘り下げられてるし活躍もしている
このゲームはサブキャラが本当に多いです。
そして、管理人的にはストーリーよりもサブクエストによる各キャラの掘り下げの方がテキスト量が多い印象を受けました。
ほとんどのサブキャラはサブクエストがあり、サブクエストをクリアしていくと祝福の種類が増える上に祝福を付けれる数も増え、他にもトゥルーエンドの条件にもなっているので、サブクエストをやるメリットは多いです。
更に、各キャラの生い立ちなどがわかることが多いので、感情移入がしやすくなります。
管理人は一部のキャラは掘り下げきれてないと感じたみたいだけど、大半のキャラは掘り下げれられてたし、活躍もしていたみたいだね!
翻訳を相当頑張っている
このゲームは中国のスタジオ・Gratescaが開発したゲームです。
前述の通りでこのゲームはテキストが大半なのですが、中国語を日本語や英語に翻訳されているようです。
少なくとも日本語訳に関しては膨大なテキスト量の中でも数えれるぐらいの違和感しかなかったと思います。
これだけ膨大なテキスト量の日本語訳を違和感がないようにするのは本当に大変だったんじゃないかな……。
管理人が悪かったと思うところ
中国語音声しかないのと一部のシーンぐらいしか音声がない
前述の通りでこのゲームは中国のスタジオ・Gratescaが開発したゲームなので、中国語音声しかないのは仕方がない気はしますが、中国語音声でもフルボイスじゃないです。
フルボイスじゃない理由もテキスト量が膨大すぎるからな気はしますが、それにしてもボイス量が少ない気はしました。
まぁ、テキスト量が膨大すぎて日本語フルボイスをやろうとすると大変すぎるだろうから、それならいっそ入れない方がいい気はするよね。
テキストアドベンチャー部分と比べてしまうとアクション部分のボリュームはかなり少ない
テキスト量と比べてしまうと、アクションはオマケと言っていいぐらいのボリュームとなっているので、アクションを目的とすると恐らく肩透かしを食らうと思います。
ただ、アクション自体は面白かったですし、主人公の2人以外にも操作できるキャラが2人います。
その2人も操作していて楽しかったので、ほんの少ししか操作できないのが非常にもったいなく思えました。
主人公2人以外に操作できるキャラが2人いるんだけど、他にも操作できるようになりそうなキャラが作れそうな気はするので、アクション部分のボリュームが少ないのは管理人的に非常にもったいない気がしたみたいだね。
全実績解除後はやることがない
全実績解除時点で全エンディングと全サブクエストを見ているはずです。
エンディング後はプレイ済みの戦闘はいくらでも遊べるようになるのですが、それ以上のことはないですし、全てを終わらせた後の追加要素はないみたいなので、やり込み要素はなさそうです。
現状は日本語での情報がほとんどないゲームだと思うので、もし間違っていたらコメントなどで指摘してね!
オススメできる人とできない人
このゲームは良くも悪くもテキストを読むのがメインのゲーム性だし、管理人と同じでアクションがメインだと勘違いする人が多そうな気はするんだけど、アクションはオマケだと思ったほうがいいよ!
サブクエストも含めてまともに読み進めていくのに30時間前後ぐらいはかかると思うけど、それを考慮した上で画風が気に入ったならオススメできるね!
管理人の総合評価
総合評価は【★★★★☆(4.0)】です。
管理人はこのゲームを無料でプレイさせていただいた上でかなり楽しめましたし、38時間ほど遊べたので定価の3400円としてのボリュームを考えても評価は変わらないです。
管理人のゲームに対する色々な感想
ゲームに対する色々な感想についてですが、ストーリーについては管理人が良かったと思うところで書いた通りです。
管理人はストーリーがハマったんだけど、テキスト量と比べるとアクションはオマケだと思うから、画風とストーリーがハマらないとこのゲームを楽しめない気はするね。
アクションについての感想は管理人が良かったと思うところで書きましたし、管理人が悪かったと思うところでも書いた通りです。
とりあえず思ったことは、公式動画とかを見ると管理人みたいにアクションがメインだと勘違いする人もいる気はするんだよね。
管理人のゲームへの感想(まとめ)
感想のまとめですが、ストーリーが気になりはじめるまでは「ストーリーはどうでもいいからアクションやらせろ!」って感じでしたが、ストーリーがシリアス展開になってきてからは「ストーリーの続きが見たい!」となりましたしアクションも楽しめましたね。
このゲームは発売されたばかりだけど、リリース記念セールで20%引きされていたので、またそのうち値引きをするのかも?
以上、神風のヒロでした!
余談
このゲームを無料でプレイできている理由ですが、とあるローカライズ会社様から先行レビュー用のキーを頂いたおかげ(お金はもらっていないので案件ではないはず)です。
こういうことは初めてだったのでものすごく嬉しかったですが、遠慮せずに忖度なしでゲームレビューをさせてもらいました(笑)
以上、余談でした。
コメント