前作と比べるとボリューム不足を感じる今作だけど、主要キャラのロットとまいの日常シーンでのボケツッコミが面白かった作品だよ!
アイキャッチでもある上記画像はPlayStation.Blogより|SONY
(これ以外のこの記事の画像は全てプレイステーション5でのプレイ中画像などです)
管理人はPS4版をプレイしましたが、「Steam版、Nintendo Switch版」もあります。
更に、シリーズの最新作となる『Death end re;Quest Code Z』がCERO:Z(18才以上対象)となり、ゲームジャンルもローグライクRPGとなって2024年9月19日に発売されました。
管理人のこのゲームのプレイ時間は24時間ぐらいだよ!
- グロ目の描写が前作より若干パワーアップしてる
- まいとロットとリリアナの日常的なやり取りが面白い
- BGMが全体的に良い
- 前作と比べるとバッドエンドがかなり少なくなった
- サブキャラが多すぎるせいかキャラごとの掘り下げが少ない
- 前作キャラの扱いが全体的にヒドい
- 黒い影に捕まるとゲームオーバーというシステムがいらない
「Death end re;Quest2」についての解説や、レビューなどを書いていくよ!
Death end re;Quest2の概要
ジャンル | RPG |
対応機種 | PlayStation 4 Steam Nintendo Switch |
発売元 | コンパイルハート |
発売日 | 【PS4】2020年2月13日 【Steam】2020年8月19日 【Switch】2021年8月19日 |
定価 | 【PS4】7920円 【Steam】4100円 【Switch】4800円(すべての追加コンテンツを収録) |
プレイ人数 | 1人 |
レーティング | CERO:D(17才以上対象) |
PS Plus | 2023年9月19日にゲームカタログから除外 |
公式サイト | Death end re;Quest2 |
権利表記 | ©2019 COMPILE HEART |
パッケージ版はもちろんですが、ダウンロード版もセールをやっているタイミングだと値段が全然違います。
色々なショッピングサイトやダウンロードサイトなどの値段を比較して、少しでもお得に買いたいところです。
Death end re;Quest2とは?(あらすじ)
ゲーム内容について
上記の公式動画でこのゲームについては大体わかると思いますが、ジャンルはRPGです。
ただ、前作同様にノベルゲームにオマケでRPGがついた、と言った方がいいゲーム内容だと思いますが、今作は前作を全体的に簡単にしたような印象を受けました。
前作があるってことは前作をプレイしてから今作をプレイした方がいいのかな?
そうだね。
今作は前作のストーリーの続きになっている上に、2周目は特に前作キャラが絡んでくるサブイベントが増えるので、前作をプレイしている方が楽しめるのは間違いないよ!
ちなみに今作も戦闘システム「トライアクト」というシステムで1回のターンで3回行動ができます。
通常攻撃3回やスキル3回などはもちろん、回復、攻撃、ガードなんていうこともできるので、戦略性は高いと思います。
ただ、前作と比べると簡単になっている分、なくなっているシステムもあります。
ゲーム全体の難易度について
管理人的に感じたゲーム全体の難易度は【★★☆☆☆(2.0)】ですが、これはゲーム内難易度で1番簡単なEASYの場合です。
難易度はEASY、NORMAL、HARDの3段階ありますが、前作とは逆で難易度が高いほど経験値の入手量が少しだけ増えるようです。
難易度 | 経験値 | 敵HP | 敵ATK | 敵DEF | 敵MAT | 敵MDF | 敵AGI |
---|---|---|---|---|---|---|---|
EASY | 0.95倍 | 0.5倍 | 0.7倍 | 0.5倍 | 0.7倍 | 0.5倍 | そのまま |
HARD | 1.05倍 | 2倍 | 1.3倍 | そのまま | 1.3倍 | そのまま | 1.3倍 |
上記の表は難易度NORMALを基準としたもので、ステータスは難易度によって大幅に変わるようですが、経験値だけはほとんど変わらないようで、難易度はオプションが開ける状況ならいつでも変えれます。
EASYでも何も考えずにやってると全滅する可能性はあると思いますし、ハードに関してはゲーム全体の難易度【★★★☆☆(3.0)】以上はありそうな気はします。
このゲームはどちらかというとRPG部分よりノベルゲーム部分がメインではあるので、ノベルゲーム部分は選択肢によるバッドエンドはあるものの、別に難しくはないです。
それと、RPG部分は前作と比べると簡単になってる気がします。
前作はカウンターが猛威を振るっていましたが、今作のカウンターは敵がスキルで発動してきて、何に対してカウンターをしてくるのがわかる上に味方のスキルで消すこともできます。
今作は頭は良くないもののオートバトルができるので、EASYならオートバトルでもゴリ押しできることも多いし、ヤバくなった時にオートバトルを解除すれば大体は何とかなると思うよ!
トロコン難易度について
管理人的なトロコンの難易度は【★★☆☆☆(2.0)】で、前作とは違ってキャラごとのエンディングはないので楽になっていますが、2周はする必要があります。
ちなみに選択肢を間違えた場合のバッドエンドを除くと、エンディングは3種類(トゥルーエンディング、闇落ちエンド、EXエンディング)あります。
時限トロフィーはあって、「デスエンドマイスター」や「寮生と仲良し」などは時限トロフィーではありますが、取り方を意識していれば簡単です。
どのみち2周はしないとトロコンができないので、1周目は何も考えずにプレイしても問題ないです。
各エンディングについては「ゲーム攻略情報局 オルハチブ」様より
管理人はトロコンするのに24時間かかりましたが、戦闘時にR1やL1での攻撃モーションのスキップを利用していない場合はもっと時間がかかっていたと思います。
今作は前作よりも更にトロフィー取得条件がゆるいですし、難易度の縛りはないのでEASYで問題ないのですが、ペインエリアのボスを倒す必要がある「鬼殺し」だけは少し大変です。
トロコンまでのオススメの流れ
1周目は何も考えずにプレイしても問題ないですが、闇落ちエンドだけ見て2周目に行くと2周目でEXエンディングに行けないようです。
ラスボス戦で特定の条件を満たして闇落ちエンドのトロフィーを取るにしても、トゥルーエンディング後に2周目に行きましょう。
1周目で取れなかったトロフィーや、2周目でしか取れないトロフィーなどは、下記リンク先のトロフィー取得方法を参考にしながら、トロコンを目指すのがいいと思います。
管理人が良かったと思うところ
グロ目の描写が前作より若干パワーアップしてる
今作もCG自体が極端にグロいのはないのですが、前作と比べるとかなり想像してしまいやすい描写が多く、そういうのを想像するのが好きな人は引き込まれそうな気がします。
特に最初から始まるシーンの描写がすごくて、管理人は一瞬でこのゲームに引き込まれたようだね!
まいとロットとリリアナの日常的なやり取りが面白い
この3人のやり取りは終始おもしろかったのですが、特にロットのボケとまいのツッコミが面白かったです。
日常シーンだと基本ロットがすぐにボケ始めて、まいが冷静に突っ込んで、リリアナがそれに乗っかるっていう展開が多くて楽しめました。
管理人がこのゲームで1番面白く感じたのはこの要素だったようだよ!
BGMが全体的に良い
今作は主題歌、戦闘、探索時など、全体的にBGMが良く、前作同様に力が入ってる感じがします。
ゲーム性のせいか、悲壮感のあるBGMが多い気はしますが、主題歌や戦闘時などのBGMはテンションが上がる感じのBGMだと思います。
管理人は今作でもラストダンジョンのBGMがお気に入りみたいだよ!
管理人が悪かったと思うところ
前作と比べるとバッドエンドがかなり少なくなった
前作は雑なバッドエンドは多いものの、かなり多くて見応えはありました。
前作と比べてしまうと、今作のバッドエンドはかなり少ない上に闇落ちエンドを除くと戦闘敗北時のバッドエンドが無くなっています。
ただ、その代わりに雑なバッドエンドはほとんどないと思います。
前作は「どうしてそうなる?」って思う雑なバッドエンドが多かったんだけど、今作は不自然なバッドエンドがほとんどないのは利点と言えるね。
サブキャラが多すぎるせいかキャラごとの掘り下げが少ない
サブキャラが多いのにはストーリー上の理由も一応あるとは思うのですが、ほとんどのサブキャラは立ち絵がない上に一部のキャラは掘り下げがほとんどないので、感情移入しにくいキャラが多かったです。
時間がかかるゲームならある程度キャラが多くなるのはおかしくない気はするんだけど、このボリュームではどう考えてもキャラが多いと掘り下げは無理ってことなんだろうね……。
前作キャラの扱いが全体的にヒドい
若干ネタバレかもしれませんが、前作での主要キャラは大体ヒドい扱いがされています。
もちろん、バッドエンドだと今作の主要キャラもヒドい扱いはされるのですが、前作の主要キャラはストーリーを進める上でもヒドい扱いをされないといけないので、前作をプレイした管理人としては胸糞悪かったです。
それと前作キャラは一応は仲間になるものの、まい、ロット、リリアナの3人で基本どうにかなるので、ロットやリリアナの一時離脱時ぐらいしか使い所がない気がします。
このゲームで胸糞悪い展開と言うとある程度は想像がつくと思うんだけど、バッドエンドみたいな展開がストーリーを進める上でも出てくるのがキツいね……。
黒い影に捕まるとゲームオーバーというシステムがいらない
上記のTIPSの説明にある「黒い影」は、フィールド探索中によく出てきて、触れると即ゲームオーバーなのですが、正直このシステムはいらないと思います。
しかもこのゲームオーバーはセーブしたところまで戻されますし、ごく一部は初見殺しで目の前に出てきて避けづらい時もあるので、ちょこちょこセーブしておいた方が無難です。
ちなみにゲームクリア後に解放されるペインエリアで「黒い影」とガチンコで戦えるんだけど、どうせ戦えるのだったらフィールド探索時の接触はゲームオーバーじゃなくて戦えるようにしてほしかったね。
オススメできる人とできない人
今作は2023年9月19日にゲームカタログから除外されちゃったんだよね……。
前作はまだゲームカタログから除外されてないから、今作が気になっててPS Plusエクストラ以上に加入済の人はまずは前作をゲームカタログでプレイするのがオススメだよ!
管理人の総合評価
総合評価は【★★☆☆☆(2.0)】です。
定価だとこの評価になりますが、セールならかなり安く買えるのでその場合は★1つ分の評価は上がると思います。
ゲームカタログから除外されるのが事前にわかったから前作の後に今作をプレイしてみたんだけど、前作の「Death end re;Quest」は残るのに何で続編の今作だけゲームカタログから除外されるのか謎だね……。
管理人の感想(まとめ)
感想についてですが、前作同様に「ガラパゴスRPG」です。
今作も万人受けするようなゲームではありませんが、前作をプレイした管理人としてはそれなりには楽しめたと思います。
ゲーム内容についてですが、まず、ノベルゲーム部分がメインだとは思います。
このゲームの特徴(グロい描写など)を考えるとおかしい気もしますが、管理人的にはロットのボケとまいの冷静なツッコミが多い日常シーンが1番面白かったです。
ストーリーについては前作の主要キャラの扱いはヒドいものの、ミステリー小説みたいな展開で悪くはないと思いましたし、明らかに続編を匂わせるEXエンディングもあって続きが少しだけ気になりました。
他にも前作よりもグロい描写は若干パワーアップしてると思うので、前作で無理だと思った人は今作はプレイしない方が良いと思うよ!
後は前作と比べると、RPG部分は簡単になっているとは思いますが、簡単になりすぎてて物足りなくも感じました。
それと前作と比べると全体的にボリューム不足を感じました。
まとめとしては、正直に言うと全体的に前作よりも劣っていると思ったので、続編が出たとしてもゲームカタログに追加されるか、よほど安くない限りは続編をやることはないと思います。
最後に、ゲームカタログから除外された上にPS系だと現状はセール時でも半額の3960円が最低価格みたいだから正直高いし、Switch版はDLC全部入りで4800円だからね……。
その代わり、Steam版の定価がPS版の半額ぐらいな上にセール時は1000円ちょいぐらいなこともあるようだよ!
以上、神風のヒロでした!
余談
完全に余談だけど、今作である意味1番グロい上記画像はミニゲームにて撮ったもので、なぜ今作が青鬼とコラボしたのかが謎すぎる……。
ちなみにミニゲームは難易度によって難しさも変わるみたいで、ハードは難しいみたいだよ!
以上、余談でした。
コメント