
本作はアクション部分を中心に前作より改良されて期待通りに楽しめたんだけど、良くなった部分がほとんど想定内で、期待以上ではなかったかな。
アイキャッチでもある上記画像は公式Xより|公式サイト
(これ以外のこの記事の画像は全てプレイステーション5でのプレイ中画像などです)
この記事ではPS5版を紹介していますが、「Steam版、Nintendo Switch版、PS4版、Xbox Series X/S版」もあります。



管理人の本作のプレイ時間は24時間ぐらいだよ!


- 前作とのつながりがあるストーリーや世界観
- アクション部分を中心に全体的に良くなった
- フックショット時に調律奥義が誤発動しやすい



「ENDER MAGNOLIA: Bloom in the Mist」についての解説や、レビューなどを書いていくんだけど、全体的に前作「ENDER LILIES: Quietus of the Knights」との比較が多いよ!
ENDER MAGNOLIA: Bloom in the Mistの概要
ジャンル | 探索型2DアクションRPG |
対応機種 | PlayStation 4/5 Nintendo Switch Xbox One/Xbox Series X/S Steam |
発売元 | Binary Haze Interactive |
開発元 | Live Wire Adglobe |
早期アクセス日 定価(消費税10%) | 【Steam】2024年3月25日 1980円(早期アクセス時に購入した人は追加費用無しで正式版プレイ可能) |
発売予定日 | 【全機種】2025年1月23日 |
定価(消費税10%) | 【全機種ダウンロード版】3278円 【SwitchとPS系パッケージ版】4378円 |
プレイ人数 | 1人 |
レーティング | CERO:C(15才以上対象) |
公式サイト | ENDER MAGNOLIA: Bloom in the Mist |
権利表記 | 記載されている会社名・製品名などは、各社の商標、または登録商標です。 © 2025 BINARY HAZE INTERACTIVE Inc. |
パッケージ版はもちろんですが、ダウンロード版もセールをやっているタイミングだと値段が全然違います。
色々なショッピングサイトやダウンロードサイトなどの値段を比較して、少しでもお得に買いたいところです。
ENDER MAGNOLIA: Bloom in the Mistとは?(あらすじ)
<物語>
Steamより引用
舞台は、地下に眠る膨大な魔力資源によって栄えた魔法大国「煙の国」。
発展の末に生み出された人工生命「ホムンクルス」は輝かしい未来をもたらすはずだった。
地下から吹き上がる穢れた煙はホムンクルスを狂わせ、暴走する怪物へと変貌した。
ホムンクルスを救済する力を持つ調律師「ライラック」は、下層深くの地下の実験場で目覚め
この国の悲劇に大きく関わる一人の「ホムンクルス」と出会う。
ライラックは契りを結んだホムンクルスと共に、失われた記憶と大切な仲間の行方を探して
広大な煙の国での旅を始める。
これは死の雨の災厄から数十年後の、終末の世界で描かれる破壊と再生の物語。
<体験>
『ENDER MAGNOLIA』は滅びゆく「煙の国」を旅して、人とホムンクルスの救済を目指す
ダークファンタジーの探索型2D横スクロールアクションRPGです。
舞台は、魔法と機械文明が発展して上に積み上がり階層化した魔法大国。
捨てられた旧市街、血塗られた研究所、荘厳な魔術学院、巨大工場など
独特かつ美しくも残酷な世界が広がっています。
旅の先々で待ち受けるのは、狂気に落ちた人を助けるはずのホムンクルス達。
恐るべき強敵達と戦い、魂を解放する事で彼らは『ライラック」の仲間になってくれます。
苦難の旅の果てに救えるのは人か、ホムンクルスか……
<ゲームの特徴>
■前作『ENDER LILIES』を超える探索の遊びと深みを増したバトルシステム
・滅びゆくも美しい世界を自由に探索し、仲間と協力して強敵に挑みましょう。
・ユニークな性能を持った仲間たちのスキルは30種に及びます。
自分だけのバトルスタイルを見つけましょう。
・装備、レリック、アイテムなど、収集・成長要素も前作の倍以上のボリュームアップ。
・今作では難易度選択を導入し、前作同様の高難易度に挑みたいユーザーも、
ストーリーを楽しみたいユーザーも安心して楽しめる設計に。
■美しい2Dアートとアニメーション、サウンドで描かれた幻想的な世界
・今作の舞台となる『煙の国』は、人とホムンクルスが共存しています。
・冒険の先で出会う人々の話に耳を傾け、時には助け助けられ、物語の真相に迫っていきます。
・儚く美しい回想ムービー、より豊かになった仲間キャラクターたちとの会話システム
<音楽>
音楽は前作『ENDER LILIES』に引き続き、音楽集団「Mili」が全楽曲を担当しています。
儚くも幻想的な音楽で彩られた『ENDER MAGNOLIA』の世界観をお楽しみください。
ゲーム内容について
上記の公式動画で本作の雰囲気はわかると思いますが、ジャンルは探索型2DアクションRPGで、メトロイドヴァニアと言えるでしょう。
ゲーム内容についても上記動画とあらすじで大体はわかると思うので割愛しますが、本作は2021年6月21日に発売された「ENDER LILIES: Quietus of the Knights」の続編です。
他にも下記リンク先の公式サイトを見ると、よりゲーム内容の詳細がわかりやすいと思います。



メトロイドヴァニアというジャンルのゲームだと大体は進め方が一緒だと思うんだけど、本作の場合は割とすぐにダブルジャンプ&空中ダッシュが使えるようになるし、新しいアクションを覚えると更に探索できる範囲が広がっていく感じだね!
ゲーム全体の難易度について
管理人的に感じたゲーム全体の難易度は【★★★☆☆(3.0)】ですが、これはゲーム内での難易度ハードでのプレイ時に感じたもので、ハードでも前作よりは簡単な印象を受けました。
その理由としては、敵の攻撃時以外の接触ダメージが恐らくないので、敵へ近づきやすい気がしました。
その代わり、ダメージを受けた後の無敵時間が無いかほぼ無さそうなので、攻撃が多いと一瞬でやられる時もありました。
それと前作同様、HPがなくなってやられてもレスト(セーブ)ポイントに戻される以外のデメリットはありません。
そして、前作と違って難易度は序盤(レストポイント)から変更できるようになっており、難易度は簡単な順に、イージー、ノーマル、ハードがありますが、他にもカスタムでかなり細かく調整できます。




カスタムで簡単にするとイージーより難易度はかなり下がりますし、逆に難しくするとハードすら楽に思えるような極悪な難易度にできる上に、他項目でも回復不可、一撃死、敵の攻撃予兆エフェクトを無効にするといったものもあります。
フラグメント(敵を倒すと手に入る)ボーナスは難易度によって0.1倍から2.5倍まで変わり、フラグメントはエクストラの解放(コスチューム、敵や人物の詳細、ギャラリー)に使いますが、オマケ要素なので戦闘が有利になるものではありません。
管理人は前作同様に雑魚はほとんど無視せず倒しながら進めていたので、レベルを上げすぎたのもあるかと思いますが、全てのボスは数回~10回行く前ぐらいには倒せたので管理人的にはボスは難しく感じませんでした。
それよりも敵をまともに倒しながらステージを進める方が難しかったですが、敵の非攻撃時は接触ダメージが無いおかげかステージ攻略も前作ほど難しくは感じなかったです。
ただ、ハードでプレイしていたのもあって敵の攻撃はかなり痛く、二回攻撃を食らうとやられることも多かったので簡単ではなかったですね。



前作をクリアした人なら、本作はハードもしくはそれより難しいカスタム設定でプレイするのが、アクション的には楽しめるんじゃないかな?
トロコンについて
トロコン難易度 | 【★★★☆☆(2.0】~【★★★★★(5.0】(ゲーム難易度次第) |
管理人のプラチナ取得時間 | 24時間 |
プラチナ取得率 | ??%(記事公開時点) |
時限トロフィー | ✕ |
難易度系トロフィー | ✕ |
オンライントロフィー | ✕ |
必要周回数 | 1周(現状は周回不可) |


本作のトロコンは時間はそれなりにかかるとは思いますが、時限トロフィーもない上に難易度系トロフィーもないのでストーリークリアまでできれば難しくないと感じました。
トロコンのやり方としては、全てのエンディングを見た上で、エリアのコンプリート(隠し通路やアイテムなどの取得を全てやるとマップが青に変わる)を全てのエリアですることです。
それと全てのスキルの最大強化、全ての装備と全てのレリックの入手(ショップでの購入も含む)と、どれかのレリックを一度は強化すれば自然とトロコンできると思います。



現状はまだトロコンまでのサイト情報はほとんどなさそうだけど、上記で書いたことをやればトロコンできるんじゃないかな!
管理人が良かったと思うところ
管理人が本作で感じた良いところや悪いところなどは、ほとんど前作と比べたものとなっています。
前作とのつながりがあるストーリーや世界観
前作同様にダークファンタジーな世界観で、前作との繋がりがちょこちょこ見られるので前作プレイ済みな人はより楽しみやすい気がします。
ただ、前作をプレイしてないとついていけなくなるわけではないので、本作から初めても問題ないかと。
ストーリーについては本作も少女が目覚めるところから始まり、ストーリーを進めるごとに世界の謎が少しづつ解けていき、ストーリーに関わるボス?を倒した時に見られるムービーを見た時は切ない気持ちになるものもあると思います。



本作の場合は主人公が普通にしゃべる上に登場人物?も多いので、ダークファンタジーな世界観ではあるものの、前作より絶望感はないんじゃないかな?
アクション部分を中心に全体的に良くなった
本作はアクション部分を中心として、全体的に良くなったと感じました。
まず、前作はメインスキルの近接攻撃以外は使える回数に制限がありましたが、本作は全スキル回数制限がないので好きなスキルを使えます。
もちろん、リキャストがあるスキルもありますが、本作はスキルの種類が4つあって、メイン、リピート、リキャスト、オートとなっており、スキルは同時に4つまで設定できます。
他にも、本作は探索スキルで新たに大ジャンプできたりやマップを超えて壁をぶち抜くアクションも追加されており、特に後半は操作していて非常に楽しかったです。



序盤はスキルが全然ないんだけどスキルが増えてくるとメインスキルなしでも普通に戦えるから、自分好みのスキル構成を考えるのも楽しいと思うよ!
管理人的に賛否両論分かれると思うところ
・期待通りではあるが期待以上ではなかった
・BGMは前作の方が良く感じた
期待通りではあるが期待以上ではなかった
本作は前作をより良くした上で全体的に高水準だとは感じましたが、本当に期待通りで期待以上ではありませんでした。
管理人が良かったと思うところではアクション部分のことを書きましたが、管理人はメトロイドヴァニアのゲームを多少はプレイしているので、前作をどうしたら良くなるかはある程度の想定ができます。
なので、その想定の範囲内をほとんど超えることができなかったので期待以上にはなっていなかったと感じました。



管理人的には期待以上ではないと言っても、前作よりアクション部分はオススメできるみたいだし、もしかしたら今後のアップデートで期待以上になってくれるかもしれないからね!
BGMは前作の方が良く感じた
管理人的には本作より前作の方がBGMは良く感じました。
というより、単純に前作の「Harmonious」を超えるか同等クラスのBGMがあるかないかだけの基準なので、管理人的には「Harmonious」ぐらいの音楽が本作にはなかったと感じただけの話ですね(笑)



あくまで管理人が前作と比べたらの話なので、本作も全体的に高水準なBGMだとは感じたみたいだよ!
管理人が悪かったと思うところ
フックショット時に調律奥義が誤発動しやすい
ある程度ストーリーを進めると、フックショットというアクションでオブジェクトに捕まることができるようになるのですが、調律奥義を覚えた後は調律奥義(各スキルの必殺技)が非常に誤発動しやすい気がします。
フックショット用のボタン(PS版の初期設定はL2)があって、それとジャンプボタンでフックショットできる場所ではアクションを起こせるのですが、フックショット用のボタンは調律奥義を発動する時に使うボタンでもあります。
フックショットでオブジェクトに捕まっている時は調律奥義を発動できないのですが、捕まっていない時にフックショット用のボタンを押したままスキルボタンを押すと調律奥義が発動します。
フックショットは連続で使う時が多い上に敵がいることもあるので、フックショット用ボタンを押しながらスキルを使ってしまって、意図しないタイミングで調律奥義が発動してしまうことが管理人の場合は非常に多かったです。



ボタンの配置的には仕方ない気はするし、フックショット用のボタンを設定で変えると調律奥義のボタンもそれと同じボタンになってしまうから、どうしようもないかも……。
オススメできる人とできない人
管理人の総合評価
総合評価は【★★★★☆(4.0)】ですが、今後のアップデートでの追加要素によっては評価が上がる可能性があります。



管理人は本作を事前予約時特典の10%オフ(2950円)で買ったよ!
管理人のゲームへの感想(まとめ)
感想のまとめですが、本作はアクション部分を中心に前作より改良されて期待通りに楽しめましたが、良くなった部分がほとんど想定内で期待以上ではなかったです。



本作は定価でも3278円とそこまでは高くないので買いやすいし、まだ発売されたばかりだからセールが来たとしても割引率はそれほど高くないと思うよ!
以上、神風のヒロでした!
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